2015 #9 飯尾彰浩さん【関係する人から日本でいちばん必要とされるお酢屋を目指す】

10月のお江戸百年塾は、明治26年から120年以上お酢を造りつづけてきた飯尾醸造5代目当主の飯尾彰浩さんをお迎えします。


飯尾醸造は、京都・宮津で50年以上前から農薬を使わないお米を原料に酢を造り続けてきた、食の安全のパイオニアです。


看板商品である『純米富士酢』は酒蔵で杜氏が麹を造り純米酒を醸したあと、酢蔵で酢酸菌を浮かべて100日ほど静置発酵することでアルコール分をじわりじわりとお酢へと変えていく古式製法を頑なに守り続けています。

現在、酢もともろみ(酒)を造る酒蔵まで自社に持っているお酢屋はほとんどなく、米作りから手掛けるお酢屋となると、飯尾醸造だけのようです。


また、契約農家から農協の3倍の価格で米を買い取るだけでなく、里山の景観保全のために15年前からは蔵人自らが棚田で米を作るなど、利他的な取り組みを行っています。


40歳 五代目当主の信念

「関係する人から日本でいちばん必要とされるお酢屋を目指す」

10/19(月)ぜひ、この機会にお出かけください。

概要

お江戸百年塾2015#9

40歳 5代目当主の信念

「関係する人から日本でいちばん必要とされるお酢屋を目指す」

  

開 催 10月19日(月)

時 間 18:00開場/18:30開演/20:40終演/21:00閉場

行 程

    18:00  開 場

    18:30  飯尾彰浩氏 講演        

    20:40  終演

    21:00  閉 場

会 場 増上寺光摂殿大広間

住 所 東京都港区芝公園4-7-35

参加費 8,000円    

支払方法 銀行振込


詳細 Facebookイベントページ

受講生感想&フォト

13年かけて造ったお酢による五代目当主のシャリ切りをご覧いただきありがとうございました。

みなさんと具のないシンプル手巻き寿司をいただだき、農家の生活や棚田の景観、宮津のまちや人のすばらしさも共に味わうことが出来ました。

大量生産では作ることができず、中央市場の流通に乗らない本来の深みある「お酢」で、益々健康になりましょう!
https://www.iio-jozo.co.jp/shop/

そして、来年は宮津に行きましょう。
受け継いできたものを次の世代にどう渡していくのか!
先ずは、田植えから…

みなさまへ
心より「ありがとうございました」

お江戸百年塾
40歳 5代目当主の信念
「関係する人から日本でいちばん必要とされるお酢屋を目指す」
2015.10.21
(goデロリアンの日に)

感謝を込めて

吉野真由美

受講生感想:準備中

講師紹介

≪飯尾彰浩氏ご紹介≫


株式会社飯尾醸造 五代目当主。

1975年生まれ。2000年東京農業大学大学院修士課程修了。コカ・コーラにて営業教育、マーケティングに携わった後、2004年飯尾醸造に入社。五代目見習いを経て2012年より現職。現在は『手巻キング』として、「手巻き寿司をツールとして日本人のおもてなしスキルを向上させる」ことを目的に1年間で延べ千人の手巻き寿司パーティーを開催中。


飯尾醸造

https://www.iio-jozo.co.jp/about/